
大都市圏で自動車を所有するにあたって、一つ大きな障害になっているのが、駐車場の問題です。我が国で自動車を所有するためには、駐車場の確保が必須条件です。しかし、そもそも国土が狭い日本においても、特に人口が集中し住宅が過密状態にある東京・大阪およびその近隣県は、駐車場に充てられる用地が非常に少ないのが実情です。まして「車庫付き物件」ともなれば、一戸建てでもマンションでもワンランク上位のグレードにあるか、もしくは元からまったく想定していないものとして認識されています。賃貸の駐車場を利用するにしても、自動車そのものの維持費のほかに、決して安くはない固定費がかさむことになります。
これらの事情を鑑み、ここでは大都市圏における駐車場事情を、住んでいる場所ごともしくは駐車場の使用形態ごとに見ていくことにしましょう。そうすることで、大都市圏における上手な自動車の所有の仕方、もっとマクロな視点では効率の良い駐車場の確保の仕方が垣間見えてくることでしょう。